株式会社 一柳アソシエイツ

講演活動

2013.09.20 更新

『わかやま塾』で講話を行いました。

 9月20日秋の深まる和歌山にて、当社CEO一柳は、和歌山県知事仁坂氏が塾長を務める『わかやま塾』で「これからの不透明な時代を勝ち抜く経営~元気が出て知恵の出る経営とは何か~」と題する講話を行いました。
 
 講話の中で一柳は冒頭に、役人を辞めてベンチャーを始めた3年間は大変苦労したが、今の自分の礎になっている。役人時代に知り合った多くの人がベンチャーを始めた途端に離れていった。その時、もう一度会いたいと思わせる人にならないといけないと当時思いながら過ごしてきたことを話しました。また一方で、一柳が田中角榮元総理の大臣秘書時代に触れた、田中元総理の深い心遣いに係る秘話を紹介し、人の上に立つ経営者にも心遣いが必要であることも話しました。

 その後、現代は「グローバル化」「デジタル化、ネットワーク化」「ニーズの多様化」が経営上の主要なテーマであり、企業の価値は経営者の能力・特許・良い顧客といった無形の資産に左右される。また、他人にマネが出来ずに顧客に喜んでもらえるものに付加価値を付けることが、企業の成長に大事であることを話しました。そして企業として枠からはみ出し創意工夫し、それがうまくいけばイノベーションとなる。たまにはニッチやオンリーワンの中から飛び出すことが大切である事も述べました。

 最後に、上に立つ経営者に共通するものは3つある「強い思いと夢」「知恵と頑張り」「人間力」。過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。存分に挑戦して欲しい、成功の反対は「何もしないこと」であり、失敗も何回も積み重ねれば必ず道は開く、と締めくくりました。
IMGP1794IMGP1795 

 また講義の後には、仁坂塾長や当日に一柳と共に講義をした本田悦郎氏(内閣官房参与、静岡県立大学国際関係学部・同大学院国際関係学研究科教授)や他の講師及び一部の塾生との知事放談会が開催されました。放談会では、講師を囲んだ懇談を通じお互いの知識と考えを深め、また最後にはユーモア溢れるスピーチにより和気藹々とした雰囲気の中で、講師・塾生・塾関係者の一体感がより深められました。