株式会社 一柳アソシエイツ

一流塾

2013.06.14 更新

一流塾(第6期) 第3回講義が行われました

第3回 平成25年6月13日(水)
第3回の一流塾は、講師に齋藤ウィリアム浩幸氏(株式会社インテカー 代表取締役、世界経済フォーラム 2011年度
Young Global Leaderに選出、大学教授や政府の諮問機関委員を務める等多方面で活躍する起業家、ベンチャー投資家)
及び椎名武雄氏(日本アイ・ビー・エム㈱ 名誉相談役)、懇親会の特別ゲストには野田聖子氏(衆議院議員、自由民主党
総務会長、元郵政大臣、元消費者行政推進担当・宇宙開発担当大臣)をお迎えしました。


講師 齊藤ウィリアム浩幸 氏

講師
齊藤ウィリアム浩幸 氏

講師 椎名 武雄 氏

講師
椎名 武雄 氏

第1部は、『チーム力をつくる秘訣』と題して齋藤氏が
講義を行いました。日系2世として1971年にロサンゼルスで
生まれた齋藤氏は、コンピュータのセキュリティなどに
使われている生体認証暗号システムの開発に成功した
アメリカでも著名なアントレプレナーで、マイクロソフトに
会社を売却して母国・日本に拠点を移し、イノベーションと
アントレプレナー育成に取り組んでいます。
講義の中で齋藤氏は、ご自身の歩んできた人生をいくつかの
失敗例を交えながら振り返るとともに、日本にとって女性や
若者の活用が足りない点や真のアントレプレナーシップの意義、
失敗こそがイノベーションを引き起こすために欠かせないこと等、グローバルに活躍されているご自身の視点から
熱い語り口で幅広くお話を頂きました。塾生からは、「失敗の重要性を改めて認識し、講義を聞いて勇気をもらえた」、
「パイを分け合うのではなくお互いのために増やそうというWin-Winの交渉の考え方が非常に印象に残った」
等の声があがりました。

第2部は、『経営の永続性』と題して椎名氏が講義を行いました。米国でも数少ない創業以来100年以上にわたり
事業を継続しているIBMについてその歴史やご自身の実体験も踏まえて分析され、会社を永続させるためには、
守るべきものはとことん守り、変えるものは大胆かつスピーディーに変えなければならないとの持論をご披露頂きました。
また、かつて行政改革委員会規制緩和小委員会で座長をつとめたご自身の体験も含め、危機感のない日本の現状を憂い、景色が変わらない限り改革は絶対に成し遂げられない、今こそ新しい日本のビジネスモデルを作り、従来とは全く違う
新しい日本を作っていかなければならない、と檄を飛ばしました。講義後の質疑応答でも活発な質疑が行われ、
塾生からは、「長い経験に裏打ちされたお言葉に重みがあった、業種は違うが非常に参考になった」、「お話を聞き、
自分の考えをどうすべきとしっかりと持つことがエネルギーになり物事を変えていくことが出来ると強く感じた」
等の声がありました。

講義風景

講義風景

 


講義後の懇親会では、まず冒頭に塾特別顧問の福川伸次氏(一般財団法人地球産業文化研究所顧問、東洋大学理事長、元通商産業事務次官)に乾杯のご挨拶を頂き、これからの日本にとって企業の頑張りが欠かせないとの激励を頂きました。続いて、ご多忙の中お越し頂いた特別ゲストの野田聖子氏から『日本の再生』と題して卓話を頂き、野党から再び
与党となった自民党のあるべき姿についての持論をご披露頂くとともに、日本が抱える人口減少のもたらす危機感を
全国民と共有したいという想いについてもお話を頂きました。卓話後には野田氏が講師・ゲスト及び塾生との交流に
快く応じて頂き、会場は盛り上がりました。その後も各テーブルでは講師と塾生との自由闊達な意見交換や
熱い議論が交わされ、あっという間に終了の時間を迎えました。

福川氏 乾杯

福川氏 乾杯

特別ゲスト 野田 聖子 氏

特別ゲスト
野田 聖子 氏

懇親会風景

懇親会風景

 

 


懇親会後に塾生有志が塾長を囲んで行われた放談会では、塾長がキャスターを務めるテレビ番組の裏話や次回の合宿に向けての期待などの話題で一同大いに盛り上がり、塾長と塾生の交流が深夜まで続きました。