株式会社 一柳アソシエイツ

一流塾

2014.01.24 更新

一流塾(6期)第8回講義が行われました

第8回 平成26年1月15日(水)
 第8回の一流塾は、講師に一柳塾長及び福川伸次氏(塾特別顧問、一般財団法人地球産業文化研究所顧問、東洋大学理事長、元通商産業事務次官)、懇親会の特別ゲストには槍田松瑩(うつだ しょうえい)氏(三井物産株式会社 取締役会長)をお迎えしました。


 第1部は、『不透明な時代における元気と知恵の経営』と題して一柳塾長が講義を行いました。一柳塾長は、本人の起業体験と現場からの学びに基づいて経営上のヒントとなる知恵について具体塾長的な例をあげて披露しました。
また先行きが不透明な日本経済における成長する分野や、グローバル化やITの対応の必要性を話しました。事前の課題だった塾生の夢や目標についても触れ、経営者として目標の達成のためにその設定及び達成に向けた日々の研鑽が大切である旨と塾生を激励しました。講義後も活発に質疑応答が行われ、塾生からは「大変元気を頂いた、改めてお話を読み返し奮起したい」「参考になるキーワードが満載で大変勉強になった」「実体験に基づいたお話は具体性があり大変楽しく聞けた」といったコメントがありました。

 


 第2部で福川伸次 氏は、『揺らぎ始めたグローバリズム-変容する世界と日本力の充実-』と題して福川氏ならではの経験と卓越した情報収集力に基づく多角的分析を行い、これらの不透明な状況の中で、日本の企業経営者は自分自身で様々な情報を判断し活路を見出す必要あるとお話しを頂きました。政治・経済・文化を横断した鋭い分析に、塾生からは「世界の動きの中で日本の課題が良く理解できた」「視野を広く持ち自己決定力の能力を高めることが重量であると痛感した」「自分自身の勉強不足を感じた、どの様な意識で日々福川氏が研鑽されているか興味がある」といった声が寄せられました。

 


 講義後の懇親会では、冒頭福川伸次氏に乾杯のご挨拶を戴いた後、特別ゲストの槍田氏から『リーダーシップについて』と題した卓話を戴きました。槍田氏はご自身の三井物産社長時代に、経験された2度の修羅場についてここだけの秘話をご披露されました。そしてリーダーには人間力が必要であり、また組織はリーダーのレベルを超えられない故、リーダーが自己研鑽する必要がある。そして、何にも興味を持って、何でも果敢に挑戦する高い志が必要であると、リーダーのとしての心構えについての持論もお話し戴きました。槍田氏の機知に富んだ軽快な語り口に会場は大いに盛り上がり、卓話後も各テーブルで槍田氏を囲んでの歓談が行われました。
懇親会後に塾生有志が塾長を囲んで行われた放談会では、政治経済と様々な分野の話題に加え、卒塾に向けての話しに至るまで、ざっくばらんな会話で盛り上がり、和気藹々と深夜まで楽しく過ごせました。

槍田松瑩 氏

槍田松瑩 氏

卓話後の歓談風景

卓話後の歓談風景