株式会社　一柳アソシエイツ

　いよいよ第7期の一流塾が開塾しました。塾生は、起業家・2世3世の後継者・大企業経営幹部らから成る三種混合の計44名､平均年齢は46歳で､様々な
業種､企業規模の日本各地の会社から志の高い経営者､経営幹部が集いました。

　冒頭、一柳塾長から、「出でよ、志ある経営者たち」と題し講話をしました。日本の未来のために7年前に一流塾を創設した当時の想いや､各界一流の
“ホンモノ“の講師やゲストに触れ、裃を脱いだ交流を通じて人間力の大切さを認識するとともに、視野を広げて自らを磨いて欲しい。また良い仲間とのネットワークを構築してほしいと塾生を激励しました。その後、出席した塾生から１分間スピーチとして、ご自身の業務や入塾に対する思いについて自己紹介が行われました。

---

　開塾式では、当塾特別顧問の福川伸次氏（一般財団法人地球産業文化研究所 顧問、東洋大学理事長、元通商産業事務次官）、講師の木村皓一氏（㈱ミキハウス 代表取締役社長）、渡邊五郎氏（元三井物産㈱ 副社長）にご出席頂きました。福川氏は、各企業の経営者には複眼思考により根底にある解決策を考えてほしい、そして2番手発想をやめて「自己決定能力」を高めること、ロジカル・クリティカルシンキングの大切さ、なによりも志を大切にしてこの一年間を大切にしてほしいと励ましのお言葉を頂きました。木村氏は、経営者として直面する問題に対し信念とバランス的発想を持って対応することが大切であるとを、ご自身のご経験談と共に塾生にお話を頂きました。また一柳塾長とのご関係や塾長のテレビ番組についても熱いご紹介を頂きました。渡邊氏は、他と融合するためにはまず自身が自立しなければならない、また和魂洋才と和の心を基軸としグローバルな視点を持つことが大切であると塾生を激励しました。

 

 

 

 

 

 

 

---

　その後、会場を移して行われた懇親会では、冒頭、福川氏に乾杯のご挨拶を頂いた後、特別ゲストとしてお招きした白石真澄氏（関西大学 政策創造学部教授）から『ダイバーシティーの時代』と題し卓話を頂きました。白石氏は、女性の活用について、少子高齢化の現在において女性の活躍の場を増やすことが大切であると、様々なデータや具体例を紹介し、女性の活用について持論を披露されました。最後にはご自身の育児体験談を交えるなどし、塾生からも自社の問題等について質疑が行われ盛り上がりました。
　初対面の塾生達もすぐに打ち解け合わせ、その後、塾長・講師・ゲストを囲んでの歓談や、塾生同士の積極的に名刺交換する等、大いに盛り上がりました。塾生からは、「短い時間だったが、“ホンモノ”の方ということがビシビシと伝わってきた。」「早く講師の方々の講義を聴きたい」「塾生間で良き友人として知り合いたい」「久しぶりに同級生が出来る感覚で期待が膨らんだ」等といった声が上がりました。

---

　なお、その後に塾生有志が塾長を囲んで行われた放談会では、白石ゲストも参加し、一柳塾長の昼間の講義とは全く違った側面に触れた塾生達の緊張が一気にほぐれ一同大いに盛り上がり、裃を脱いだ塾長と塾生の楽しい交流が閉店間際まで続きました。