株式会社 一柳アソシエイツ

一流塾

2014.05.20 更新

一流塾(7期)第2回講義が行われました

第2回 平成26年5月15日(木)
 いよいよ第7期の一流塾も今月から本格的に講義がスタートしました。第2回は、講師に一柳塾長及び川口順子氏(明治大学国際総合研究所特任教授、前参議院議員、元外務大臣、元環境大臣)、懇親会の特別ゲストには橋本典明氏(㈱インターオプティック 代表取締役、早稲田大学 講師、武蔵野美術大学 講師)をお迎えしました。


第2回塾長 第1部は、『元気と知恵の経営』と題して一柳塾長が講義を行いました。一柳塾長は、本人の起業当時の修羅場の体験や、現場からの学びに基づいて経営上のヒントとなる知恵について具体的な例をあげて披露しました。また日本経済における成長する分野や、枠を外して考えイノベーションを興すことの重要性、日本経済の現状課題についても触れました。そして、三方よしの精神やあきらめてはいけないという大阪商人の心意気、夢や熱い想い、知恵と頑張り、そして人間力が大切である旨と塾生を激励しました。講義後も活発に質疑応答が行われ、塾生からは「相手からまた会いたいと思われる人になるような自己研鑽が必要であると思った」「一言一言が塾長の経験に裏付けらており、言葉に迫力を感じた」といったコメントを頂きました。

川口順子 氏

川口順子 氏

 第2部では、『国際社会における日本と日本人のあり方』と題して川口氏から講演頂きました。川口氏は、世界と日本・会社・個人とのインタフェースを広げていくことが「国際化」であり、そのためには論理的に説明することや正しい言葉を使って、相手に影響し、影響を受けることが重要である。また遣隋使の頃からの国際化の歴史は始まっており、「進歩は外から来る」と外国文化等の多様性を受け入れることによりリスクに強くなるとし、国際化について持論を展開されました。そして特殊な日本市場や世界と対峙する場合自分でしかできない技術が重要になる点についてもお話し頂きました。塾生からは「国際化に関し過去の歴史から様々な説明を頂き分かり易かった」、「日本人として必要なスキルや検討事項を痛感した」「今後とも多様な文化や価値観に触れていきたい」といった声が寄せられました。

講義風景

講義風景


福川伸次 氏

福川伸次 氏

 講義後の懇親会では、冒頭福川伸次氏に乾杯のご挨拶にて通産省時代の川口先生のお話を戴いた後、特別ゲストの橋本氏から『ユビキタス時代のリスクマネジメント』と題した卓話を戴きました。橋本氏は冒頭ご自身のハッカー時代に体験された様々な裏橋を披露されました。そして企業の情報漏えい問題の根本的な問題や、また現在のデジタルネイティブである若手世代とのコミュニケーションが大事である点も強調されました。また機密性の高い情報の管理は、必ずしもデジタルではなくアナログである場合も多分にあるとインターネットの限界や裏側等ここだけの秘話をご披露されました。橋本氏の軽快な語り口に会場は大いに盛り上がり、卓話後も各テーブルで橋本氏を囲んでの歓談が行われました。

橋本典明 氏

橋本典明 氏


 懇親会後に塾生有志が塾長を囲んで行われた放談会では、一柳塾長の際どいのお話しと共に、塾生の皆さんも含め楽しく当日の講義内容から世論まで、深夜まで放談し大いに盛り上がりました。