株式会社 一柳アソシエイツ

一流塾

2014.07.17 更新

一流塾(7期)第4回講義が行われました

第4回 平成26年7月11日(金)~12日(土)一流塾合宿
 今回の一流塾は都会の喧騒を離れ、台風一過の修善寺「中伊豆ワイナリーヒルズ」で合宿研修を行いました。
講師に一柳塾長と木村皓一氏(㈱ミキハウス 代表取締役社長)、懇親会の特別ゲストには三屋裕子氏(㈱サイファスポーツプロデューサー)をお迎えしました。また懇親会へ、塾特別顧問の福川伸次氏(地球産業文化研究所顧問、東洋大学理事長)もお見えになりました。


一柳 塾長

一柳 塾長

 第1部は、『ベンチャー政治家 田中角榮論』と題して一柳塾長が講義を行いました。一柳塾長は田中角榮先生が通産大臣に就任されていた時に大臣秘書としてお仕えしており、角榮先生の言葉の分析から得られた、「異なる3点から情報をとれ」「水は高きより低きに流れる」等の教訓5カ条は企業経営に通じるものがある、と説きました。また、角榮先生は人脈作りにも大変長けており、その秘訣をまとめた「角榮流 人脈作り10カ条」を秘書時代の思い出を交えながら披露しました。塾生からは「自分のアンサーを持ってメンバーと話をすることの大切さを認識した」、「己の欲を他人の欲にすり替える話は特に印象に残った」、「人との縁を活かすためにも、自分自身の成長を実践していきたい」といったコメントがありました。

木村皓一 氏

木村皓一 氏

 木村氏が『誇りの持てる企業文化を』と題して講義を行いました。冒頭手漕ぎボートを使ったミキハウス独特の新人研修で、苦悩の中で成長する新人を追ったドキュメントをご紹介しました。また若者の夢を応援するために、ミキハウスが支援しているスポーツ選手も紹介されました。その後講義の中で木村氏から、会社創業時に商品を持って地域店を訪問した時の秘話や、既成概念を捨ててあきらめずに取り組むことの大切さ、人と人との繋がりを大切にすることの大切さを、ミキハウスのオーナー経営者としての経営哲学に重ね合わせてお話頂きました。講義後には活発な質疑が行われ、「子供に夢と感動を与え、良質なものを求めるという高いビジョンが売上より優先されるという考え方が印象に残った」「広告戦略の重要性も感じた」「気さくで親しみやすい語り口と、大企業のトップであることを感じさせない人間力を参考にしたい」等の声が寄せられました。

集合写真


福川 特別顧問

福川 特別顧問

 懇親会では、冒頭、一柳塾長の挨拶の後、福川氏から乾杯と田中・福田両元首相との思い出話や、日中の歴史観等の幅広い内容の卓話を頂きました。またその後特別ゲストの三屋氏から『「コーチング」について』と題した卓話を戴きました。三屋氏は部下へのコーチングを例に、相手から引き出すことの大切さについて具体的な話をご披露されました。そしてご自身のバレーボール選手時代のお話や、その後に行われたリーダーシップをテーマにした参加型のワークショップで会場は大いに盛り上がりました。

三屋裕子 氏

三屋裕子 氏

 三屋氏の卓話後も各テーブルで講師陣を囲んでの歓談が行われました。その後、歓談を挟んで行われた塾生1分間スピーチではウィットに富んだスピーチ等が披露され、会場は大いに盛り上がりました。
 懇親会の後は、塾長や福川・木村両講師や三屋ゲストを囲んで2次会を行いました。一同、裃を脱いで深夜までまじめな話からやわらかい話まで酒を飲みながら懇親をし、またカラオケで一緒に盛り上がり、集まった仲間の親睦を一層深めました。

 

講義風景1講義風景2
 

 翌朝は、塾生有志らと塾長が参加しワイナリーの見学を行いました。中でも、シャトーから望む広大な葡萄畑の眺めは塾生からも大変好評でした。
ワイナリー見学2ワイナリー見学1