株式会社 一柳アソシエイツ

一流塾

2014.10.15 更新

一流塾(7期)第6回講義が行われました

第6回 平成26年10月15日(水)
 第6回一流塾の講義が開催されました。講義では、講師に牧野明次氏(岩谷産業㈱ 代表取締役会長兼CEO)及び前田新造氏(㈱資生堂 相談役)、懇親会の特別ゲストに野田聖子氏(衆議院議員 前自由民主党総務会長、元郵政大臣)の方々にご登壇頂きました。


牧野 明次 氏

牧野 明次 氏

 第1部は、『失敗から再生に向けての決断』と題して牧野氏が講義を行いました。牧野氏は、入社時から労働組合委員長や子会社社長等を経て、経営トップへ就任するまでに至るご自身の軌跡について、営業所や子会社の立て直しなど、現場で数々の修羅場を経験されたエピソード等を交えてご披露頂きました。また、社長に就任してから遭遇した負の遺産の処理や失敗から学んだことなどについても触れ、営業の心構えから経営者としての気持ちの持ち方や経営トップとしての心構えについて熱いお話を頂きました。塾生からは「リーダーが自ら命を懸け行動するとリーダーシップの塊のような方だ」「失敗、もめごとの実体験に基づいた話に迫力があり引き込まれた」「ワンマンにならない様に風通しの良い組織にすることの大切さを学んだ」等の声が寄せられました。

前田 新造 氏

前田 新造 氏

 第2部では、前田氏は、『経営改革の道のりを振り返って~大切にしてきたこと~』と題し講義を行いました。前田氏は、冒頭に資生堂の歴史と企業理念をお話しいただき、2005年に社長に就任した際に「任期中に成し遂げたい3つの夢」を全社員が共有化し、これら夢の実現に向けて取り組んできたことをご披露されました。また、2度の左遷を経験する等不遇の時代のエピソードや、近年の買収劇、そして現社長の魚谷雅彦氏(一流塾元講師)に社長職をバトンタッチした経緯や想いについてもお話し頂きました。また最後に、ひたすら考え抜きながら辿りつくリーダーとしてのあるべき姿についての持論を頂きました。熱い気持ちが込められた誠実な語り口に塾生一同熱心に聞き入り、塾生からは「学び考え抜いた後、一度全て捨てて作り直すということが印象深かった」、「現場のビューティーコンサルタントの声、お客様の声に応える決断力に感銘を受けた」等の声がありました。


福川 伸次 氏

福川 伸次 氏

渡邊 五郎 氏

渡邊 五郎 氏

野田 聖子 氏

野田 聖子 氏

 

 

 

 

 

 

 

 講義後の懇親会では、特別顧問の福川伸次先生や渡邊五郎講師(元三井物産 副社長)が参加され、渡邊先生や福川先生の乾杯ご挨拶後、特別ゲストの野田氏が『日本の再生』と題した卓話を戴きました。日本の政治が良くなるためには、政治家も有権者もレベルアップする必要ある。真の女性の活躍について、地方の人手不足問題、年金問題等日本の将来に係るいくつもの課題について、持論を展開されました。塾生もその魅力的なお話しに引き込まれ、その後の質疑も活発に行われました。

懇親会風景


 卓話後には野田氏が講師・ゲスト及び塾生との交流に快く応じて頂き、会場は盛り上がりました。その後も各テーブルでは講師と塾生との自由闊達な意見交換や熱い議論が交わされ、あっという間に終了の時間を迎えました。
懇親会後に塾生有志が塾長を囲んで行われた放談会では、内閣官房の幹部に参加頂き、講義に引き続き成長戦略や消費税増税等の政治トピックで一同大いに盛り上がり、熱い議論と共に塾長と塾生の交流が深夜まで続きました。
 なお、今回から、塾生の相互理解促進のため、講義の冒頭に自己紹介コーナーを設け、4名の塾生の方にプレゼンをいただきました。