株式会社 一柳アソシエイツ

一流塾

2015.04.20 更新

一流塾(第8期) 第1回 平成27年04月16日(木) 開塾式

第1回 2015年4月16日(木):第8期 一流塾 開塾式
 2015年4月16日に第8期の一流塾が開塾しました。塾生は、「チャレンジ精神を持った起業家」、「2世・3世の後継者」、「大企業の経営幹部」の三種混合の計42名(平均年齢46歳)であり、地域、業種、規模が異なる様々な企業から経営者や経営幹部が集い、また女性の塾生がこれまでで最も多い7名となるなど、多様性の高い塾生で構成されています。


塾長  一柳良雄

塾長 一柳良雄

 第1部では、一柳塾長から開塾の挨拶の後、「出でよ、志ある経営者たち」と題して講話をいただきました。講話の中では、日本の次代を担う経営者のために7年前に一流塾を創設した当時の想い、各界一流の“ホンモノ“の講師やゲストの貴重な経験や知識から学び、視野を広げて自らを磨くことの大切さ、また、講師・ゲストや良い仲間との裃を脱いだ交流を通じてのネットワーク構築、そして出会う人からまた会いたいと言ってもらえるように人間力を高める努力をすることなど、塾生への期待と激励をお話しいただきました。
 その後の塾生による1分間スピーチでは、それぞれの仕事や入塾に対する思いなどついて自己紹介が行われました。
 
 


講師 斉藤惇 氏

講師 斉藤惇 氏

講師 渡邊五郎 氏

講師 渡邊五郎 氏

特別ゲスト 三屋裕子 氏

特別ゲスト 三屋裕子 氏


 第2部の開塾式では、講師の斉藤惇講師((㈱日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO)、渡邊五郎氏(元三井物産㈱ 副社長)、特別ゲストの三屋裕子氏(㈱サイファ代表取締役・スポーツプロデュ―サー)にご出席いただき、祝辞と講話をいただきました。
 斉藤氏からは、日本の上場企業が複数の社外取締役を置くようになるなど、株主やコーポレートガバナンスの強化・透明化を重視する取り組みが官民双方で進んでいることを例にあげ、国内企業が大きく変わろうとしていることをご紹介いただくとともに、こうした変化を理解して塾生が経営者として成長することの大切さをお伝えいただきました。
 渡邊氏からは、変化の時代においては、変化し続けることが常態であり、スピードを緩めることなくリーダーシップを発揮し、変化を起こす主体者であることが重要であるとのお話しをいただきました。また、良き仲間とのネットワークの大切さを、ご自身の経験から塾生に語りかけられました。
 三屋氏からは、人は失敗から学ぶが、学んだものを吸収するのは誰かに学んだことを伝えるときであるということや、リーダーが学ぶ姿勢を見せることでメンバーも学ぶ意欲が出てくるということをお話しいただきました。また、自己と他者・過去と未来の2軸から、自分がコントロールできるものは将来の自分だけであること、それゆえに、気持ちが沈みがちなときこそ、自分の未来を考えて気持ちを高めるよう意識することを塾生にお伝えいただきました。

第8期開塾集合写真(小)
 記念撮影の後、会場を移して行われた懇親会では、冒頭に斉藤氏から乾杯のご挨拶をいただきました。
 その後、特別ゲストである三屋氏から、『リーダーシップのヒント』と題して卓話をいただきました。三屋氏からは、スポーツ界のリーダーシップを例に、メンバー全員が同じゴールを達成する意識を明確に共有すること、そのゴールを達成するために現状とゴールとの差異を把握することなど、ゴール達成のためにリーダーが取り組むべきポイントについてお話しいただきました。塾生からは、スポーツ界の話しにとどまらず、ビジネスの世界にも共通する有益なヒントをお示しいただいたと、大変好評でした。
懇親会風景懇親会では、積極的な名刺交換が行われ、また、一柳塾長、斎藤氏、渡邊氏、三屋氏を囲んでの歓談や塾生同士の会話が弾み、あちこちで絶えず笑い声があがるなど大いに盛り上がりました。塾生からは、「著名な講師やゲストの先生を目の当たりにし、“ホンモノ”の方から貴重なお話しをいただけることに感激した」、「様々な出身や年齢の塾生がいて自分の知らない世界を学べる」、「はじめは緊張したが、打ち解けやすい雰囲気で、気さくな塾生ばかりなので良いネットワークが築けそうだ」といった喜びや期待の声があがりました。

 懇親会終了後、塾生有志による塾長を囲んでの放談会が行われ、一柳塾長の昼間の講義とは全く違った側面に触れた塾生たちは、これまでの緊張が一気にほぐれて会話も弾み、裃を脱いだ和気あいあいとした交流が夜遅くまで続きました。