株式会社 一柳アソシエイツ

一柳の志

2015.12.06 更新

これぞ 正に ザ・失敗!

ここ何年かで、一番と言っても過言ではない
ひゃぁっっつ!!とした瞬間でした。

ある日の朝、自宅にて……

その日は朝から忙しかったので、携帯電話を持って用を足しに行きました。
普段はそんな事はしないのですが
たまぁ~に、とても忙しい時には携帯電話を携帯して
様々な用事をこなす朝もあります。

「ポッチャン」
(えっ?!)
何かの拍子に、携帯が“とあるところ”に“水没”

直ぐに引き上げれば大丈夫と、少し軽い気持ちで拾い上げたのですが
携帯電話の中からポタポタと水が出るではありませんか

この段階では少し、焦りが出ていましたが
それでもまだ、画面の確認もできたので
ピュッピュと振って、水気を切って無理やり動かそうとしていたんです。

そのうち、画面がシューっと真っ暗になり
赤いランプだけが光り ブブブブブブブと振動し始めて

この段階で、かなりマズイと思い始めていました。

基本はスマホとガラケーの両刀使い
スマホは主にパソコンからの転送などに使い
ガラケーには全ての電話番号とメールアドレスが……
そう何からなにまでガラケーに入っていました
そして今回、水没の憂き目にあったのは、そのガラケー

会社へ来て
ブブブブブブブブと震える携帯電話を秘書の柿崎に渡し
docomoショップへ走ってもらいましたが
返ってきた答えは
「データはもう復旧できません」

携帯を実際に水没させた朝よりも ひゃぁっっつ!! とした瞬間

(このガラケーにしか入っていない古い電話番号が結構あるなぁ…)
こう思うと諦めきれません

そこでITの専門家に相談したところ
・まず電池を抜く
・米を買ってきて携帯と米を一緒に密封容器に入れる
ということをしてから送ってくれと。

結果!
住所からメールアドレスまで
全て復帰させていただきました。

古希を迎えたことをきっかけに
終活よろしく、ある種人生のリセットをしようと
諸々の整理をしているところではありましたが
運悪く(?)日経新聞に名前が載ってしまい(悪事を働いたわけではありませんよ)
多くの懐かしい人が連絡をくれていたので
今回の携帯電話水没による、音信不通3日間は大問題に発展したのでした。

世にいう「文明の利器」
物質的文化の発達によりもたらされた、便利な機械・器具
これは裏を返すと非常に不便なものだと実感しました。
例えば超高層ビルのエレベータ 停電の時の不便さは並大抵ではない

携帯電話を水没させた時には
何はなくとも、先ず、電池を抜く、そして乾燥させる

そしてもう一つ、全てのデータをこまめに、バックアップをとる
失敗から得た教訓
教訓が得られたということは…
これは失敗ではなく“経験”なのかもしれないですね