株式会社 一柳アソシエイツ

一柳の志

2015.06.01 更新

「流行りモノ」

古稀を迎え…齢70

厚生労働省の出している資料「健康日本21」では
幼年期 00~05歳
少年期 06~15歳
青年期 16~25歳
壮年期 26~45歳
中年期 46~65歳
高年期 66歳以上
と定義されている
古稀はれっきとした高年期
自身の心のあり様から
『私は“年寄り”ではない』と自信を持って言う事は出来る
が、決して若くはないのも事実(やはり、身体の部品が劣化しはじめている!)

日本の未来、それは
今、青年期、そして壮年期の人々が担っていくのだ
後に続く少年期、幼年期にも期待したい

高年期に残された人生はそうは長くない
出来ることにも限りがあるだろう
「夢を聞かれるのが嫌だ」
「結婚しなくてはいけないように言われるのが嫌だ」
「異性とのリアルな付き合いが面倒くさい」
こんな風に言って憚らない彼らに
何を残し、何をどう伝え、何を抹消して去ればいいのか

異質なモノとの共存(今風には、ダイバーシティーなどとも言われているが)とは
世代間のギャップにも当てはまることなんだ
そう思いながら
若者におもねるのではなく、若者を知るために…
今、何が彼らの心を捉えているのだろうか
と情報収集する一柳レーダーがロックオンしたもの、それは
『壁ドン』(笑)
(詳細は秘書柿崎敬子の一柳良雄観察日記にて)
「それは何?」「どうせくだらんことだろう」
等と頭から決めつけてしまった方々
この3文字には意外と面白い若者の心の機微が隠されていました。
これを知ったからといって、日本の未来に何の……
などと言ってしまってはおしまいよ
人生の寄り道よろしく、糊代の部分で
「若者のトレンド」なるものを知って語って実践して
(実践は不向きな場合もありますが)
そんな生き方も高年期ならではの余裕ではないかと思う
昨今の一柳でありました。