株式会社 一柳アソシエイツ

Ichiryu Press Center

2014.06.10 更新

「とやま起業未来塾」の開講式が行われました。

平成26年6月1日 初夏の爽やかな富山にて、当社CEO一柳が塾頭を務める「とやま起業未来塾」の開講式が行われました。

 当期で第10期目となる「とやま起業未来塾」は、起業家や新分野進出を目指す企業後継者を支援するために富山県によって平成17年に設立され、一柳は、霞ヶ関時代の友人である富山県石井隆一知事の強い要請を受け、設立当時から塾頭を務めています。この塾では、塾生と講師、応援団との繋がり、さらには塾生間の交流を深められるようなエコシステムの下で運営がなされており、塾終了後もさまざまな支援が受けられるようになっています。そのため、これまで9年間で延べ257名が終了し、既に7割が起業や新規事業を立ち上げています。これは安倍内閣が開業率を5%から10%へ高めることを成長戦略の課題としていますが、この高い起業率を誇る《富山方式》も注目されています。


2014.06.01起業未来塾-01 開講式には名誉会長の石井知事、塾長の町野利道氏(コーセル㈱会長)らが出席しました。24名の塾生を前に、一柳は塾頭挨拶として、今日本は少子高齢化やエネルギー等の難しい問題が散見する中で、20年後、30年後にどんな日本の未来を目指すのか、また富山県も含め各地域社会と個人が何を目指すかは大変重要な課題である。例えば日本は高齢化社会に突入しているが、裏を返せば、日本は高齢化先端国として関連するサービスや商品で、世界をリードできる存在になり得る。このようにピンチはチャンスととらえ、自分は生きて何をやるのか、その為に当塾で何を目指すのか、仲間と共に、夢・志・情熱をもって勉強してほしいとの塾生への激励の言葉で締めくくりました。

 開講式後に行われた交流会では、今日会えるのを楽しみにしていましたと塾生から声を掛けられ、いくつもの交流の輪が塾頭の周りに広がっていました。また会の最後に、石井知事から、一柳さんは官僚時代から各省のことより日本全体を見た広い視点を持った人だったと、一柳の紹介を再度塾生や皆さんに頂きました。
2014.06.01起業未来塾-032014.06.01起業未来塾-022014.06.01起業未来塾-052014.06.01起業未来塾-04