株式会社 一柳アソシエイツ

Ichiryu Press Center

2015.06.03 更新

「とやま起業未来塾」の開講式が行われました。

2015年5月31日 当社CEO一柳が塾頭を務める「とやま起業未来塾」の開講式が行われました。

 「とやま起業未来塾」は、起業家や新分野進出を目指す企業後継者を支援するため、富山県によって平成17年に設立され、当期で第11期目を迎えます。一柳は、霞ヶ関時代の友人である富山県石井隆一知事からの強い要請を受け、設立当時から塾頭を務めています。
 この塾では、これまで10年間で279名がコースを修了しています。塾生と講師、応援団との繋がり、さらには塾生間の交流を深められるように運営がなされており、修了後にもさまざまな支援が受けられるようになっています。
 安倍内閣の成長戦略の1つとして、国内の開業率(現5%)を欧米並みの10%台にまで高めることが掲げられていますが、この塾では、塾生への手厚い支援体制により、政府の目標値を遥かに上回る70%台の起業率を実現しており、近年では《富山方式》として国内の多くの自治体から注目されています。


一柳の講話 開講式には名誉会長の石井知事、塾長の町野利道氏(コーセル㈱相談役)らが出席し、23名の塾生(欠席1名)に対して一柳が塾頭挨拶を行いました。一柳からは、少子高齢化や医療、財政、国内需要など様々な問題がある日本の未来に対して、「自分」は何をするのかが先ずは重要であり、また常に予想外なことが起こることを前提にしていなければならないと述べました。そのうえで、テレビのインタビューから発展したJR西日本のキオスクとセブン-イレブンとによるビジネス連携を例にあげながら、人間力の大切さや時代の先を読んで手を打つことの重要性を紹介しました。また、ベンチャーとは素晴らしいアイデアを実行・実現することであることであり、失敗して学ぶことは成功への架け橋で
                      あること、そのために夢、志、情熱を持って勉強してほしいとい
                      う思いを、塾生への激励として伝えました。
講話風景塾生たち
 


 開講式後に行われた交流会では、とやま起業未来塾への一柳の行ってきている寄付が紹介され、知事からも感謝の言葉がありました。それに対して一柳からは、塾の関係者たちにも協力を呼びかけました。懇談の時間には、「今日会えるのを楽しみにしていました」と多くの塾生が一柳に声を掛け、交流の輪が広がっていました。

交流会風景